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2009年10月アーカイブ
全国市議会議長会研究フォーラム研修報告(平成21年10月)
10月21日(水)及び22日(木)、第4回全国市議会議長会研究フォーラム(主催:全国市議会議長会)が金沢市で開催され、研修して来ました。
地方分権改革及び今後の地方議会のあり方について、基調講演及びパネルディスカッション等を通じて、意義のある議論が展開されました。
議論の概要は、以下のような内容でした。
1 地方分権改革の必要性
―中央集権体制の制度疲労
―社会構造二極化の是正
―少子高齢化、人口減少時代への対応
2 二元代表制を意識した、首長と地方議会の新たな関係
3 議会基本条例制定及び議員立法について
また、会議終了後、短時間ではありましたが、金沢市の街並み保存施策について、「長町武家屋敷群」及び「ひがし茶屋街」を視察しました。行政を含めて街全体として、歴史遺産の保存意義を重要視する姿勢と熱意は参考となりました。
全国都市問題会議研修報告(平成21年10月)
10月8日(木)及び9日(金)、第71回全国都市問題会議(主催:全国市長会等)が熊本市で開催され、研修して来ました。
主テーマは「人口減少時代の都市経営― 人・まち・環境 持続可能な社会への転換に向けて」とされ、基調講演及びパネルディスカッション等を通じて、熱のこもった議論が展開されました。人口減少社会が進行する中、これからの都市経営をいかに構築するかを考察する上で、示唆に富んだ会議内容であったと思います。
会議全般の論調は以下のような内容でした。
1 従来型の人口増加を前提とした拡大志向型都市経営から、人口減少型社会へ転換する必要性とその方策
2 少子高齢化社会の生産活動のあり方
―大量生産、大量消費社会からの転換
―環境負荷の低減
3 都市インフラ整備における考え方の転換
―街並みのコンパクトシティへの再編
―公共交通機関の活性化
―ニュータウン、オールドタウンの問題
4 地域経済活力維持の必要性とその方策
5 コミュニティ再生の必要性
―人口減少と少子高齢化社会における新コミュニティ像
―地域活動リーダーの人材育成
6 都市圏と過疎地の併存と地域間格差
7 農村部における山林や田畑の荒廃にともなう、環境保全機能の低下
これから我々が体験しようとしている人口減少社会・少子高齢化社会は、民族として初めて経験する社会現象であり、内外を問わず、歴史に例を求めることが容易ではない縮小型都市像であると考えます。
また、各自治体ごとに、その置かれる状況は異なるところも多々あり、都市自治体が持続発展するための方策に共通の処方箋があるわけでもないでしょう。
つまるところ、未経験型社会であるゆえに、これまでの経験や歴史に学びつつも、大胆な発想の転換が求められる時代状況であることを認識し、地方分権を前提として、自治体ごとの特色ある都市経営が求められているものと考えます。

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